● ツヤナシイノデ |
Polystichum ovatopaleaceum (Kodama) Sa.Kurata var. ovatopaleaceum |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.7.24 利府町 陸前浜田 |
'15.7.24 利府町 陸前浜田 |
'15.7.24 利府町 陸前浜田 |
A |
B |
@ |
'15.7.24 利府町 陸前浜田 |
葉身:「卵状長楕円形、鋭尖頭、鮮緑色草質、2回羽状複葉となる。 羽片は線形、鋭尖頭、ほとんど無柄。小羽片は接近して生じ、多 少とも菱型、または長卵形、ふちに針状の鋭鋸歯があり、先は鋭 形、基部はくさび形、短柄がある」。光沢はない。 葉柄・鱗片:「中軸とともに前面に縦の溝が走り、大小の卵形または 披針形の淡褐色の膜質鱗片を密生する。中軸の鱗片は大きくて 長さ5〜8mm、上向きまたは斜め上向きにつき、下向きにつくこと はない」。@葉柄基部(表)の鱗片。「幅と長さがほぼ等しく、丸形 のものが多い。先端は急に細くなってねじれる」。A中軸(裏)中 部の鱗片は丸くて上向き。「幅の広い鱗片が葉軸の上部まで見ら れる」。B中軸(表)鱗片は横に張り出し、表からも見える。 胞子嚢群:(縁と中肋の)「中間生」。 |
【艶無猪の手】 葉の上面に光沢 がない…。 夏緑性 高さ:60〜100cm 低地山林の林床 (サカゲイノデよ りやや暖地) 本州(東北地方南 部以西)〜九州 (最南部を除く) |