'15.9.2 利府町 陸前浜田 |
● イノデ |
Polystichum polyblepharon (Roem. ex Kunze) C.Oresl var. polyblepharon |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.9.2 利府町 陸前浜田 |
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'15.9.2 利府町 陸前浜田 |
'15.9.2 利府町 陸前浜田 |
葉身:「長楕円形で、先端は次第に狭まり、2回羽状に分裂し、やや革質で強い光沢があり濃 緑色…。羽片は多数開出して並び、広線形。先は鋭尖し、基部にはごく短い柄がある。小羽 片は長卵状菱形、先は鋭形、基部はくさび形、短い柄がつき、ふちには先が毛になった鋸歯 があり、下面には長い毛状鱗片があるが、上面はほとんど無毛」。 葉柄:「密に鱗片をつける。葉柄基部の大きな鱗片は狭披針形〜広披針形、褐色〜赤褐色だ が、黒褐色になることもあり…ややかたい膜質で、辺縁に不規則な突起がある」。(cf. アイ アスカイノデ) 葉中軸の鱗片:「上部のものほど幅の狭いものが多くなり、最上部のものはほとんど毛状」。 胞子嚢群:「小円形、小羽片の上半部に中脈とふちの中間に並び、円形の包膜をもつ」「ソー ラスは…中間で、やや縁より…」。@胞子嚢群の優先位置。 |
【猪の手】 葉柄や若葉が褐 色の鱗片におお われる様から…。 常緑性 高さ:60〜100cm 山地の林下 本州(東北南部以 西)〜九州 |