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● キイジョウロウホトトギス |
=ユリ科(草)= |
Trycyrtis macranthopsis Masam. |
植物観察ノート 宮城県 |
【紀伊上臈杜 鵑草】 紀伊半島南部 に産する…。 花期:8〜10月 |
'12.10.7 仙台市 東北大学植物園 植栽 |
植栽状態で観察してきたが、ジョウロウホトトギ スとの識別に問題があり、いったん写真削除。 |
花:「茎の上半部の葉腋から出て下垂して咲き、有柄で柄の基部には堅く尖った 数枚の小さな鱗片がある。花冠は長さ4cm位、筒状の鐘形で平開しない。花被 片は6枚、倒披針形でつやのある鮮黄色で美しく、内面には黄褐色の斑点を密 につける。3枚の外花被片は基部に袋状の突出部があり、内花被片は外花被 片よりも少し幅広い。雄しべ6個、雌しべ1個は他の種と大同小異である」。蕾は 上向き、花は下向き。 刮ハ:「長楕円体で3稜があり、上部は狭まって尖り、種子は平たく楕円形」。 葉:「左右に2列に互生し、長さ7〜13cm位、卵状長楕円形で、先端は次第に尾 状に尖り、基部は心臓形をして茎を抱き、黄緑色で脈は下面におちこみ、上面 は無毛でつやがあるが下面は色うすく長毛が散生する」「基部の両側に耳片が ある」(cf. ジョウロウホトトギス)。 茎:「たれ下がってジグザグに曲がり緑色」。ほとんど毛がない(cf. ジョウロウホ トトギス)。 |