● イヌカキネガラシ |
=アブラナ科= |
Sisymbrium orientale L. |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.4.29 仙台市中野 県道中央分離帯内 |
'16.4.29 仙台市中野 県道中央分離帯内 |
'16.4.29 仙台市中野 県道中央分離帯内 |
'16.4.29 仙台市中野 県道中央分離帯内 |
花:「黄色の十字花で多数が長い総状花序につく」「径1p ほど。萼は直立し、萼片は4個、披針形で多毛。花弁は 4枚、長さ6〜9mm」。 果実:「細長い長角果」「花序の上部の若い果実は、先端 の花を超えて伸びる。長角果は、長さ3〜10pで果実と ほぼ同じ太さの果柄につき、細い円柱状で長さ7〜10p、 幅1.2mm、無毛またはごくまばらに毛があり、斜開するか 横に伸びる」「若い果実には毛がある」。 葉:「長楕円形の葉が互生し、葉身は羽状に深裂、頂裂片 は特に大きく幅広で、基部はほこ形に両側へ張り出す傾 向がある。また茎の上部につく葉も、最上部のものまで 明らかな柄があり、この点もカキネガラシとは異なる。茎 葉は分裂しないか、浅く3裂する程度である」「下方の茎 葉は長さ15pに達して羽状に深裂し、頂裂片は大きく、 披針形〜ほこ形、側裂片は3〜5対。上方の茎葉は小さ くなり、側裂片ガ「0〜2対、頂裂片の基部の左右に大きな 裂片が張り出してほこ形となり、鋸歯はないかあっても 少ない」。 茎:「直立し、葉とともに濃い緑色。全株に灰白色の毛がめ だつ」「白色で単純な軟毛を散生する」。 |
【犬垣根辛子】 カキネガラシに 似るがやや異 なる…。 花期:春〜夏 高さ:1m 地中海地方〜中 央アジア原産 都会地周辺の道 端など |