● ヤマグワ |
=クワ科(樹木)= |
Morus australis Poir. |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.6.20 富谷町 県民の森 |
'14.5.12 塩竃市 伊保石公園 |
雄花 |
雌花 |
'0.6.5.14 仙台市 県民の森 |
'07.6.30 加美町 荒沢 |
花:「新しい枝の基部に腋生して、有柄の穂状花序を出して垂れ下が り、淡黄色の小花を開く。雌の花穂は雄の花穂よりも短い。雌雄異 株、時に同株。花には萼片が4個あり、花弁はない。雄花には4個 の雄しべがある。雌花には雌しべが1個あり、子房の先に直立した 花柱があり、先端は2裂する」。 果実:「痩果で多肉質となった宿存萼で包まれ、密に穂軸について長 楕円形となり、いわゆる桑の実となるが、これは果穂である。増大し た萼片は熟して黒紫色となり食べられる」。 葉:「有柄で互生し、早落性の托葉があり、卵形ないし卵円形で、先 端は急に狭まって尖り、基部は多少心臓形。葉のふちには鋸歯が あり、しばしば分裂し、表面はざらつき、裏面に微毛がある」。コウゾ に似るが、質が厚くて硬く、鋸歯も粗い。(cf. ヒメコウゾ) 幹:「直立して分枝」。 樹皮:「はじめ平滑で皮目が散らばるが、次第に縦すじが入り、老木 では縦に裂ける」。 |
'09.3.24 塩竃市 第三小 |
【山桑】 落葉小高木 花期:4 〜6月 高さ:5〜10m 丘陵、山地 北海道〜沖縄 |
'11.8.18 仙台市野草園 |