ヒメコウゾ

クワ科(樹木)
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [コウゾ] [ヤマグワ
カジノキ] [補足〜蛇足
Broussonetia kazinoki Siebold
植物観察ノート 宮城県
'15.5.9 塩竈市 伊保石公園
'11.8.18 仙台市野草園
雄花
雌花
'09.5.10 仙台市
青葉山
'06.5.14 仙台市 
県民の森
'05.8.7 塩竃市
    第三小
'05.10.16 多賀城市
       加瀬沼
 【姫楮】
  落葉低木
  花期:4〜5月
  高さ:2〜5m
  低山。林縁
  本州(岩手県以
   南)〜九州(奄
   美大島まで)
 花:「葉がのびると同時に開花する。雌雄同株で雄の花穂は小枝に側生す
  る若い枝の基部に腋生し、雌の花穂は上部の葉腋がら出て、ともに有柄、
  小花を球状に集めてつける。雄花には萼片4個、雄しべ4個がある。雌花
  は2〜4個の切れ込みのある筒状萼、有柄の1子房、糸状の花柱1個があ
  る」。 (cf. ヤマグワ、カジノキ、コウゾ)
 果実:「6月頃、果実が球形に集まって緑葉のもとに赤く熟し、ちょうどイチ
  ゴのようで甘く、小果は円形で、中に硬い核がある」。
 葉:「有柄で互生し、卵形あるいは卵円形で先端は鋭尖形、基部は斜心臓
  形または切形で、ふちに鋸歯があり、クワの葉と似ているがやや大形で、
  またしばしば深く2〜3裂あるいは5裂する。葉質は薄く、両面に細毛があ
  り、長さ7〜25p、幅4〜14pぐらいである」。
 幹:「直径が時に20pになるものもあり、長い枝を分け、皮は褐色である」。
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