● ヒメコウゾ |
=クワ科(樹木)= |
Broussonetia kazinoki Siebold |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.5.9 塩竈市 伊保石公園 |
'11.8.18 仙台市野草園 |
雄花 |
雌花 |
'09.5.10 仙台市 青葉山 |
'06.5.14 仙台市 県民の森 |
'05.8.7 塩竃市 第三小 |
'05.10.16 多賀城市 加瀬沼 |
【姫楮】 落葉低木 花期:4〜5月 高さ:2〜5m 低山。林縁 本州(岩手県以 南)〜九州(奄 美大島まで) |
花:「葉がのびると同時に開花する。雌雄同株で雄の花穂は小枝に側生す る若い枝の基部に腋生し、雌の花穂は上部の葉腋がら出て、ともに有柄、 小花を球状に集めてつける。雄花には萼片4個、雄しべ4個がある。雌花 は2〜4個の切れ込みのある筒状萼、有柄の1子房、糸状の花柱1個があ る」。 (cf. ヤマグワ、カジノキ、コウゾ) 果実:「6月頃、果実が球形に集まって緑葉のもとに赤く熟し、ちょうどイチ ゴのようで甘く、小果は円形で、中に硬い核がある」。 葉:「有柄で互生し、卵形あるいは卵円形で先端は鋭尖形、基部は斜心臓 形または切形で、ふちに鋸歯があり、クワの葉と似ているがやや大形で、 またしばしば深く2〜3裂あるいは5裂する。葉質は薄く、両面に細毛があ り、長さ7〜25p、幅4〜14pぐらいである」。 幹:「直径が時に20pになるものもあり、長い枝を分け、皮は褐色である」。 |