タマミクリ

ガマ科
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オオミクリ] [ナガエミクリ
Sparganium glomeratum (Beurl. ex Laest.) L.M.Newman
植物観察ノート 宮城県
'15.8.30 山形県真室川町
      女甑山
 '15.8.30 山形県
真室川町 女甑山
 花:「単一の花茎に球状の頭状花序を5〜10個つけ、上部にある
  ものは雄性で黄色をなし、相接して穂状をなし、下部にあるも
  のは雌性で短い枝の頂に単立している。元来が腋生であるが、
  枝の下半または全長が中軸と癒合しているために、上方の葉
  と対生している様に見える。小形で3個の花被片があり、雄花
  には3個の雄しべ、雌花には1子房があり1花柱、2柱頭がある」。
 果球:「径10mm内外、核果は紡錘形で先は鋭く尖り果球はいが
  状に見える。熟せば黒褐色となり個々に分かれて散落し、各果
  の下半にある花被を残す」。
 葉:「多胞質で幅7mm内外、断面は多少V字状をなし、緑色で茎
  よりも低い」。
 茎:「葉と共に水上に伸び出し…冬季は上部が枯死する」。
 【球実栗】
   花序が球状…。
  花期:6〜8月
  高さ:30〜50cm
  湿地
  北海道〜本州
   (中北部)
'15.8.30 山形県真室川町 女甑山
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