オオミクリ

ガマ科
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ナガエミクリ] [タマミクリ
Sparganium erectum L. var. macrocarpum (Makino) H.Hara
植物観察ノート 宮城県
'15.5.10 山形県東根市羽入
'15.5.10 山形県
 東根市羽入
 「形態的特徴は基本的にミクリとよく似ており、果実ま
 たは地下部の塊茎を確認しない限り識別できない。
 果実が幅広く…紡錘形にならず上部は低いドーム状
 …。…木質の『根塊』を作ることは他種にない特異な
 形質…。越冬器官として形成される塊茎とは異なり、
 6月頃から株元に肥大した塊が形成されているので、
 掘り取ってみればミクリと間違うことはない」。
 花:「(茎)頂に雄性の小さな頭状花序10個内外を穂
  状につけ、その下方に1〜数個の雌性頭状花序を
  有する花序柄3〜4本を出す。
 果実:「果球は径2cmほどあり、枝は葉状苞より短く、
  また中軸と癒合しない核果は大形でその成熟した
  ものは比較的少なく、その形は短い倒円錐形で頂
  部はやや平らで広く急に尖っており、その径は8
  mmほどあり、同属中果実の最も大きいものであ
  る」。
 葉:「根際から叢生し上部は細長く尖り中脈部は厚く、
  幅12〜15mmあり、下部は三稜形をなし、葉鞘部
  は重なり合い多胞質である」。
 茎:「直立し緑色で稜線があ」る。
 根茎:「地下に白色多肉の
太い根茎を張っている」。
 【大実栗】
   草状が大形…。
  別名:アズマミクリ
  抽水性
  花期:
  湖沼、ため池、河
   川、水路
  本州
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