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● シオガマギク |
Pedicularis resupinata L. subsp. oppositifolia (Miq.) T.Yamaz. var. oppositifolia Miq. |
植物観察ノート 宮城県 |
'09.8.2 仙台市 泉ヶ岳 |
'09.8.2 仙台市 泉ヶ岳 |
'08.9.20 七ヶ宿町 長老湖 |
花:「茎の頂に小さな苞葉状の葉を密につけ、その間に紅紫 色の花を開く。萼は卵形で先が尖り、腹部に裂け目があ る。花冠は唇形で一方にねじれ、長さ20mmほどあり、上 唇は筒状になって先は短くくちばし状に尖り、下唇は広が って幅約10mm、先端は浅く3裂する」。 果実:「長楕円体で先の尖った刮ハで多数の種子を含む」。 葉:「対生または互生し、狭卵形で先は尖り、基部急に狭ま り、短い柄をもち…ふちに大きさのそろった重鋸歯をもつ」。 茎:「根ぎわから数本出て株となり…ときにまばらに小枝を 出す」。 これまでの遭遇では、いつも花が上部に集 まっている状 態だったためにトモエシオガマと誤認していた。しかし、これ らの写真もよく観ると、花は葉腋ごとに段々とついていたこ とが分かる。(ゴマノハグサ科は花が咲き上がるからこれは ほぼ咲き終わりの状態。東北植物研究会会長・上野雄規氏 の指摘により訂正) |
【塩竃菊】 海水を煮つめて 塩をつくるための かまど・塩竃は 「浜で美しい」…、 それを「葉まで美 しい」にひっかけ て…。 花期:8〜9月 高さ:30〜60cm 山地。草地 北海道〜九州 |