エゾシオガマ
ゴマノハグサ科(草)
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オニシオガマ] [ヨツバシオガマ北方型] [ヨツバシオガマ南方型
Pedicularis yezoensis Maxim. var. yezoensis
植物観察ノート 宮城県
'07.8.26 蔵王山
   御田ノ神
'07.8.26 蔵王山
   御田ノ神
'07.8.26 蔵王山
  御田ノ神
 花:「花序は細長く総状花序となる。萼は卵形で先が尖り、腹部に
  裂目がある。花冠は黄白色、唇形で一方にねじれ、上唇の先端
  は細長いくちばし状となり、鎌状に曲がって下唇に接している。
  下唇は広い卵形で筒部と直角に曲がり、ふちは少し内側に巻い
  ていて、先はごく浅く3裂し、中央裂片は円形で著しく小さい。2本
  ずつ長さの異なる4本の雄しべをもち、花糸には細かなけ毛が生
  えている」。
 果実:「ゆがんだ狭卵形体で先は急に細くなって尖り、楕円体の小
  さな多数の種子を含む」。
 葉:「互生し三角状長卵形で先は尖り、基部は切形で短い柄をも
  ち…ふちに大きさのそろった重鋸歯がある」。
 茎:「根ぎわから数本直立して株となり、円柱形でほとんど枝分か
  れせず…全体の形はシオガマギクに似る」。
 【蝦夷塩竃】
  花期:8〜9月
  高さ:15〜60cm
  亜高山〜高山。
   開けた草地
  北海道、本州
   (中部以北)
'07.8.26 蔵王山 御田ノ神
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