Abies firma Siebold et Zucc. |
● モミ |
=マツ科= |
植物観察ノート 宮城県 |
'05.10.25 多賀城市 加瀬沼 |
'11.11.17 仙台市 青葉山 |
'05.9.17 多賀城市 加瀬沼 |
古木 |
'05.10.30 多賀城市 加瀬沼 |
若木 |
'13.10.23 多賀城市 加瀬沼 |
'16.5.17 松島町 双観山 |
花:「雌雄同株。…雄花は前年の葉腋に生じ、円柱形をしてて黄色、黄色 の花粉を出す。雌花は長卵状長楕円形で上を向いている。緑色で種鱗 には2胚珠がある」。 球果:「直立した円柱形で長さは10〜15cm、幅3cm位。苞鱗は先が鋭く 尖って反巻し、褐色をしている。種鱗は広い扇形で、下部がくさび形をし ている。熟すと中軸を残して脱落する。種子は倒卵状くさび形で、長さ6 〜10mm、2倍の長さの翼をもつ」。 葉:「密に互生し、2列に並んでいる。形は線形で先端は成木では鈍く少し 凹み、若木の葉は鋭く尖った2又をなす(ツバメモミという)。樹脂道は2 個あり、断面では両側の背軸側の表皮に接して存在するが成木の葉で は葉肉中にある」。先端は2裂して、特に若木では鋭く尖って痛い。(cf. ウラジロモミ、イヌガヤ、カヤ、オオシラビソ) 幹:「直立してそびえ…直径1〜1.5mにも達する」。 樹皮:「黒っぽい灰色で、粗い凹凸がある」。 1年枝:濃褐色の毛がある。(cf. ウラジロモミ) |
【樅】 「語源は明らか ではない」。 常緑高木 花期:5月 高さ:20〜30m 山地 本州(秋田・岩手 県以南)〜九州 |
'08.5.3 南三陸町 荒島 |