● カヤ |
=イチイ科= |
Torreya nucifera (L.) Siebold et Zucc. |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.4.19 利府町 陸前浜田 |
'16.5.6 松島町 富山 |
'07.10.21 仙台市 『ガーデンガーデン』 |
'15.4.15 松島町 扇谷 |
'15.4.15 松島町 扇谷 |
'07.6.5 仙台市 太白山 自然観察の森 |
花:「雌雄異株。…雄花は葉腋につき、枝の下面にならぶ。長楕円体で黄 色、苞鱗には3個の葯がある。雌花は小枝の先端に群がり無柄。数層の 細かい鱗片をもち、中央に1個の胚珠がある」。 種子:「10月に成熟。長さ2〜3cm、直径1〜2cmの楕円体、初めは緑色 で熟して紫褐色、外種皮は裂ける。内種皮はかたく赤褐色で両端が尖 った楕円体。縦に溝がある。胚乳は食用、また油を採る」。 葉:「披針状線形で、先端が次第に細くなり硬く尖るが基部は急に細くなり 短い柄となる。葉は元来枝にらせん状につくものであるが、ねじれて枝 の左右に2列にならぶ。濃緑色でつやがあり長さ2〜3cm、表面は縦に ふくらみ、裏面には2すじの黄白色の気孔線があり、断面中央に1維管 束、その下に1樹脂道がある」。厚くて硬く、先は鋭く尖り、触ると痛い。 (cf. イヌガヤ) 樹皮:「なめらかで、青みがかった灰色か、時には黄色味をおびた灰色で あるが、老木では縦にわれ、薄片となっておちる」。 材:「碁盤、将棋盤として有名」。 |
【榧】 常緑高木 花期:4〜5月 高さ:〜35m 山地 本州(宮城県以 西)〜九州 |