● イヌガヤ |
=イヌガヤ科= |
Cephalotaxus harringtonia (Knight) K. Koch var. harringtonia |
植物観察ノート 宮城県 |
'08.4.5 多賀城市 加瀬沼 |
'06.3.21 多賀城市 加瀬沼 |
'13.4.30 利府町 陸前浜田 |
'10.10.17 松島町 双観山 |
'10.6.19 多賀城市 加瀬沼 |
'10.6.19 多賀城市 加瀬沼 |
'10.6.19 多賀城市 加瀬沼 |
花:「雌雄異株…。雄花は球形で葉腋に6〜9個集まっ て葉の下に並び、下向きで黄色く、褐色の鱗片に包 まれている。一つの花に7〜12個の雄しべがある。 雌花は小枝の端に2〜3個生じ、短い柄をもち緑色 で球形または楕円体、苞鱗には2胚珠がある」。 種子:「核果状で柄の端につき、1個まれには2個が成 熟し倒卵形または楕円形となる。長さ1.5〜2.5p、外 種皮は未熟の時は緑色、成熟すると赤紫色となる。 その皮汁は甘い。胚乳から油をしぼり燈用、理髪用 にする」。 葉:「濃緑色で密に枝につき、直立した枝ではらせん 状に互生するが、側枝では両側に互生し、2列に広 がって並び羽状となる。線形の葉の両端は鋭く尖っ ているが硬質ではない、長さは3〜5p位で、裏側 の中脈の両側に白い気孔の列がある」。先端は尖 っているが、触っても痛くない。(cf. カヤ) 樹皮:「黒っぽい褐色で浅く縦に裂け目があり、かさか さになっておちる」。 枝:「横に広がり小枝は緑色で縦に溝がある」。 |
【犬榧】 カヤに似るが、材 の利用価値が低 いからイヌ…。 別名:ヘボガヤ 常緑小高木 花期:3〜4月 高さ:8〜10m 山地 本州(岩手県以南) 〜九州 |