● マメグンバイナズナ |
=アブラナ科= |
Lepidium virginicum L. |
植物観察ノート 宮城県 |
'12.6.15 村田町 菅生PA |
'15.5.29 七ヶ浜町 吉田浜表浜 |
'12.6.15 村田町 菅生PA |
'12.6.15 村田町 菅生PA |
花:「枝の先に緑白色の細かい花を総状花序につけ、ナズナに似て いる。萼片は4個で緑色、花弁も4個。雄しべは4強。雌しべは1本。 しばしば花弁の発達の不完全なものがある」「総状花序は多数の 花をつける。花は緑白色、萼片は4個…花弁は萼片よりわずかに 長く白色」。 短角果:「直径2mm位の背腹両面から扁平な円形を示し、中央の隔 膜は非常に幅が狭い。上端に凹みはない。種子は細かいが、拡大 してみると赤褐色の扁平な円形で毛はなく、辺に透明な膜状の翼 をもち、湿ると粘質物を出す」「狭隔膜方向に扁平になり、円形… 先が小さく凹」む。 葉:「根生葉は多数が株元から水平に平たく開くが、花の時期には 多く枯れてしまう。暗緑色の光沢ある葉は長い葉柄をもち、長さ3〜 5p位。羽状に分裂した裂片の前縁には鋸歯がり、頂羽片は広卵 形で側羽片より大きい。上部の葉は倒披針形で鋸歯がある。両方 の葉とも厚質である」「根出葉はロゼットをつくり、長柄があって羽 状に分裂、花時には枯失する。下部の茎葉は根生葉とほぼ同じ。 上部の茎葉は無柄あるいは短い柄があり、線形〜線状倒披針形、 不整の歯がある」。 茎:「上部で毛はなく、直立…中部以上に分枝が多く四方に出てい る」「直立し…上部は多く分岐し、乳頭状の細毛がある」。 |
【豆軍配薺】 花期:春 高さ:60cm 道端、荒地、樹園 地、畑など 北アメリカ原産 日本全土 |