● ホトトギス |
植物観察ノート 宮城県 |
=ユリ科(草)= |
Tricyrtis hirta (Thunb.) Hook. |
'15.10.10 塩竈市 自宅庭 植栽 |
'15.10.10 塩竈市 自宅庭 植栽 |
'15.10.10 塩竈市 自宅庭 植栽 |
'10.10.17 自宅庭 植栽 |
'10.10.17 塩竃市 自宅庭 植栽 |
【杜鵑草】 花の斑点をホトト ギスの胸の模様 にたとえて…。 花期:8〜9月 高さ:40〜100cm 山地。やや湿った 所 北海道(西南部)、 本州(関東以西) 〜九州 |
花:「葉腋に2〜3花ずつの花序を出す。花には柄があり、上向きで、径2.5cm内外、 漏斗状鐘形で、花被片6個は斜めに開き、外面に毛があって白色、内面全体に 濃紫斑があり、基部に近く黄班がある。稀に白花が咲く。外片3個は基部に小袋 状の突起が外方にふくれている。雄しべ6個、花糸には腺毛があり子房を囲んで 立つ。花柱分枝は3本でその先がさらに2岐する」。花弁は斜め上向き(cf. ヤマ ジノホトトギス)。 刮ハ:「線状長楕円体で三稜形である。中に淡褐色の小円形の種子がある」。 葉:「2列に互生し、長楕円形あるいは披針状楕円形で、しばしば鎌状となり、長さ は6〜11cm、尾状に鋭尖頭となり、基部は円く茎を抱き、上面は平坦で両面とも に軟毛が生えている」。 茎:「直立するかあるいはがけから垂れ下がることもある。…円柱形で粗い長毛が 生え、多くは単一である」。毛は斜め上向き(cf. ヤマジノホトトギス)。 |