ハウチワカエデ
カエデ科
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [コハウチワカエデ] [オオイタヤメイゲツ]
ヒナウチワカエデ
Acer japonicum Thunb.
植物観察ノート 宮城県
'08.6.7 蔵王山 聖山平
 '13.5.12
仙台市 青葉山
'09.11.8 仙台市
     青葉山
'08.6.7 蔵王山 聖山平
'08.7.12 利府町
陸前浜田
 花:「若葉とともに出る。暗紅色で散房状につき花軸、花柄に綿毛が密生してい
  る。成長すると毛は少なくなる。4萼片、花弁とも5個、雄しべ8本ある」。花序は
  有毛(cf. オオイタヤメイゲツ)。ひとつの花序に雄花と両性花が混生する」(cf.
   コハウチワカエデ)。
 果実:「鈍角に開き、ほとんど毛のないことも、毛があることもある。翼の長さ2p、
  幅7〜10mmである」「雌雄同株。両性花に翼果の原型が見える(有毛)。斜開す
  る。(cf. コハウチワカエデ、オオイタヤメイゲツ)
 葉:「対生の葉は大きく、円形で、掌状に9〜11深裂し、基部は心臓形をしている。
  裂片は卵形で鋭く尖り、ふちには重鋸歯がある。若葉には両面に白い綿毛が
  密生しているが、成長すると上面はほとんど毛がなくなり、下面の葉脈沿い、
  特に基部では白い毛が残る。葉柄は短く初め白い綿毛がを密生する」「葉柄の
  毛は少ないか無毛」。「質はやや厚い」「切れ込みは浅い」。
葉柄を折り返して
  みて、その長さが
葉身の長さの半分以下…の葉が多い(と観察会で教えても
  らった)。(cf. コハウチワカエデ)
 樹皮:「灰青色または灰褐色。成木では浅く縦に割れる」。
 枝:「本年枝は紅紫色または赤褐色、無毛で光沢がある」「小枝に皮は粘着性を
  もっている」。
 【羽団扇楓】
   葉の形を天狗の団
   扇にたとえて…。
  別名:メイゲツカエデ
  落葉高木
  花期:4〜5月
  高さ:10〜15m
  山地〜亜高山
  北海道〜本州
'09.6.14 山形県西川町 (月山)自然博物園
inserted by FC2 system