● ハウチワカエデ |
=カエデ科= |
Acer japonicum Thunb. |
植物観察ノート 宮城県 |
'08.6.7 蔵王山 聖山平 |
'13.5.12 仙台市 青葉山 |
'09.11.8 仙台市 青葉山 |
'08.6.7 蔵王山 聖山平 |
'08.7.12 利府町 陸前浜田 |
花:「若葉とともに出る。暗紅色で散房状につき花軸、花柄に綿毛が密生してい る。成長すると毛は少なくなる。4萼片、花弁とも5個、雄しべ8本ある」。花序は 有毛(cf. オオイタヤメイゲツ)。ひとつの花序に雄花と両性花が混生する」(cf. コハウチワカエデ)。 果実:「鈍角に開き、ほとんど毛のないことも、毛があることもある。翼の長さ2p、 幅7〜10mmである」「雌雄同株。両性花に翼果の原型が見える(有毛)。斜開す る。(cf. コハウチワカエデ、オオイタヤメイゲツ) 葉:「対生の葉は大きく、円形で、掌状に9〜11深裂し、基部は心臓形をしている。 裂片は卵形で鋭く尖り、ふちには重鋸歯がある。若葉には両面に白い綿毛が 密生しているが、成長すると上面はほとんど毛がなくなり、下面の葉脈沿い、 特に基部では白い毛が残る。葉柄は短く初め白い綿毛がを密生する」「葉柄の 毛は少ないか無毛」。「質はやや厚い」「切れ込みは浅い」。葉柄を折り返して みて、その長さが葉身の長さの半分以下…の葉が多い(と観察会で教えても らった)。(cf. コハウチワカエデ) 樹皮:「灰青色または灰褐色。成木では浅く縦に割れる」。 枝:「本年枝は紅紫色または赤褐色、無毛で光沢がある」「小枝に皮は粘着性を もっている」。 |
【羽団扇楓】 葉の形を天狗の団 扇にたとえて…。 別名:メイゲツカエデ 落葉高木 花期:4〜5月 高さ:10〜15m 山地〜亜高山 北海道〜本州 |
'09.6.14 山形県西川町 (月山)自然博物園 |