● コハウチワカエデ |
=カエデ科= |
Acer sieboldianum Miq. |
植物観察ノート 宮城県 |
'09.5.10 仙台市 青葉山 |
'09.11.8 仙台市 青葉山 |
'11.6.9 仙台市 野草園 |
'09.5.10 仙台市 青葉山 |
'13.5.10 仙台市 青葉山 |
'09.5.10 仙台市 青葉山 |
花:「白黄色で散房状花序につき、春に若葉とともに出る。花軸や 小花柄にも毛が密生している。萼片、花弁ともに5個、雄しべは 8本ある」「1つの花序に両性花と雄性花が雑居する雌雄同株」。 両性花は「白色または淡く赤色帯び、毛が多い」。雄しべは黄色。 (cf. ハウチワカエデ)。 果実:「長さ1〜1.5p、幅5〜mmの翼をもち、ほとんど毛はない。 翼は互いにほぼ一直線に開いている」。(cf. ハウチワカエデ) 葉:「対生の葉は柄をもち掌状に7〜9中裂している。裂片は卵形 で鋭く尖りふちはするどい鋸歯または重鋸歯となり、基部は切 形状の7心臓形で、長さも幅も6〜8p位である。若葉には上面 に毛がまばらに生え、下面は白い綿毛にくるまれているが、成 長するに従い、上面はほとんど無毛となり、下面も葉脈沿いに 白い毛を残すだけとなる。葉柄も若い時には白い毛が密生して いるが、次第にまばらになる「全体円形」「大小には変異が多い」 「切れ込みは中程度」「鋸歯は細かいがふぞろい」「質はやや厚 い」「葉柄は毛におおわれる」。葉柄を折り返してみて、その長さ が葉身の長さの半分以上…の葉が多い(と観察会で教えてもら った)。(cf. ハウチワカエデ) 樹皮:「暗灰色。成木では縦に浅く割れる」「灰緑褐色、平滑」。 |
【小羽団扇楓】 別名:イタヤメイ ゲツ 落葉高木 花期:5〜6月 高さ:〜10m 山地 北海道〜九州 |