● クヌギ |
=ブナ科= |
Quercus acutissima Carruthers |
植物観察ノート 宮城県 |
'08.5.18 仙台市 県民の森 |
'08.5.18 仙台市 県民の森 |
'14.9.12 石巻市 牧山 |
'06.5.5 仙台市 県民の森 |
'05.12.3 仙台市 県民の森 |
雄花? |
10.5.8 仙台市 県民の森 |
'09.10.3 大衡村 万葉の森 |
【櫟・椚・橡】 国木の意味? 落葉高木 花期:4〜5月 高さ:10〜15m 山地 本州〜九州 |
花:「雌雄同株。…雄の尾状花穂は新枝の基部から出て、 多数の黄褐色の小さな花をつけて垂れ下がり、雌の花穂 は新枝の上部の葉腋につき短くて1〜3個の雌花がつく。 雄花は萼片が深く5裂し、数個の雄しべがある。雌花は総 苞に包まれ3個の花柱がある」。 堅果:「大形でほぼ球形、径2cmぐらい、翌年の秋に成熟し て褐色となる。…殻斗は大形で椀形、線形の長い鱗片が 密生している」。 葉:「互生で、葉柄があり、長楕円形、長楕円状披針形、あ るいは広披針形で、先端は鋭尖形、基部は鈍形で左右 不同、葉のふちには先が針状のとがった鋸歯があり、側 脈は明瞭」。 樹皮:「縦に深く裂け、裂け目の間に平滑面は残らず、その 断面は山形となる。裂け目の底部は橙色を帯びる」。 本種は、本宮城県の山野にもふつうに生えているが、本来 自生するものではなく、いつの時代か、薪炭利用などのた めに他所から持ち込まれたものが逸出したものと解されて いる。 |