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'12.8.14 松島町 双観山 |
● ヤマイタチシダ |
Dryopteris bissetiana (Baker) C.Chr. |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.11.6 利府町 陸前浜田 |
'12.1.26 松島町 双観山 |
'14.11.6 利府町 陸前浜田 |
'12.1.26 松島町 双観山 |
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葉身:「革質で濃緑色、あまりかたくなくほとんど光沢がなく、長卵形または長楕円形、2回羽 状に分裂、先端は次第に細くなって鋭尖頭となる。羽片は長楕円状披針形、鋭尖頭で基部 には短柄がある。最下は最大でことにその第1小羽片は特に大きく、突出するからしばしば 混生するベニシダとのよい区別点となる。小羽片は線状披針形、鋭頭かやや鈍頭で、基部 はくさび形から心臓形でごく短い小柄があり、羽状に深裂し、最終裂片は円頭で、全縁で かるく裏側に巻く。羽軸の鱗片の基部は浅く袋状にふくれ、小羽片中脈の下面には袋状の 小さい円い鱗片がつく」「光沢は少ない」「暗緑色で半ツヤ」。最下羽片の下向き第一小羽 片が最も発達し、左右併せて「大型のハの字」(「第二小羽片より抜きん出て大きい」)を形 成する(矢印)(cf. ベニシダ)。最終裂片は縁がやや裏側に巻くので葉が厚く見える。羽軸 に基部が膨れて袋状になった鱗片を持つが、それが小羽軸ではさらに密になる。(cf. ミヤ マイタチシダ) 葉柄:「かたく、中軸および羽片、中軸とともに黒色の鱗片を密生する。鱗片は膜質の広くな った淡褐色の基部が目立つ。葉柄の基部は特に太くなり内部は緑色」。葉柄基部の鱗片 は、黒〜黒褐色の「広披針形」、全縁で、尾状に伸びる。 胞子嚢群:「大形で、小羽片の中脈近くに2列に並ぶ。包膜は灰白色、円腎形でふちに毛の あることもある」。 |
【山鼬羊歯】 葉柄に黒褐色鱗 片が密に付く様 をイタチにみた てて…。 常緑性 林下 高さ:40〜70cm 本州〜九州 |