● イヌシデ |
=カバノキ科= |
Carpinus tschonoskii Maxim. |
植物観察ノート 宮城県 |
'09.6.7 大和町 笹倉山 |
'11.7.21 仙台市 東北大学植物園 |
'09.6.7 大和町 笹倉山 |
'16.6.14 塩竈市 伊保石公園 |
'16.6.14 塩竈市 伊保石公園 |
'05.11.29 利府町 県民の森 |
花:「雌雄同株。…新葉より早く開花する。雄花の尾状花穂は前年の小枝 から長く垂れ下がり、黄褐色で、苞は卵状心臓形である。雄花は苞ごと に1個ずつあり、数個の雄しべがあり、花糸は2岐し、葯の先端には長い ひげ状の毛がある。雌の花穂は新枝の頂端につき、淡緑色で少し曲が っている。雌花は苞内に2個ずつあり、小苞があって各々に子房1個、花 柱2個がある」。 果実:「果胞は長さ4〜8pぐらいで、柄があって垂れ下がり、葉状の緑色 の苞をややまばらにつけ、苞の長さは2〜3p、斜披針形または鎌形で、 その片側のふちには鋸歯があり、基部は耳たぶ状になっている。小さな 堅果は広卵形で鋭頭、長さは5mmぐらいである」。 葉:「2列に互生し、葉柄があり、卵形ないし楕円形で先は鋭尖形、基部は 鈍形または円形、葉のふちに不規則な二重鋸歯がある。葉の表裏に長 い軟毛があり、支脈は明瞭で、10〜15対あり、斜めに平行に並んでい る」。葉柄に赤みはない(cf. アカシデ)。脈上に毛が多い。 幹:「直立し、樹皮は暗灰色」。 枝:「新枝には毛が密生する」。 |
【犬四手】 ひも状花穂の 様子から?。 落葉高木 花期:4〜5月 高さ:10〜15m 山野 本州(岩手県以 南)〜九州 |