● ナルコスゲ |
=カヤツリグサ科= |
Carex curvicollis Franch. et Sav. |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.5.16 塩竃市 伊保石公園 |
'13.5.16 塩竃市 伊保石公園 |
'13.5.16 塩竃市 伊保石公園 |
【鳴子菅】 小穂が柄の先に 垂れ下がった様 子から…。 果期:4〜6月 高さ:有花茎20〜 40cm シイ・カシ帯〜ブ ナ帯の渓畔 |
「叢生し短い匐枝を生ずる」。 花:「頂に近く3〜4個の小穂をつける。雄小穂は頂生し、長さ1.5cm内外 の狭楕円体で淡黄褐色。雌小穂は雄小穂の下方に側生し、下方のも のには小穂とほぼ同長の細い柄があり、その基部には細い苞があり、 長円柱形で長さ2〜4cm位、やや密に花をつけ、緑色に褐紫色が混じ る。雌花の鱗片は卵形で、紫褐色を帯び、はなはだ小形で、中脈は緑 色である。果胞は長披針形で長さ4〜5mm位あって鱗片の2倍の長さ に達し、平滑で先端は次第に長く尖り、縦に脈が隆起する。柱頭は3 個」。果胞は「雌鱗片より超出し、披針形、…無毛、上部はしだいに狭 まり長い嘴となり、口部は切形」。 葉:「淡緑色で軟らかく線形、幅2〜3.5mm」。 茎:「4〜5月に軟弱で細い茎を出し多くは垂れる」。 基部の鞘:「淡褐色〜赤褐色、繊維状に細裂」。 |
'13.5.16 塩竃市 伊保石公園 |