アズマナルコ

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アゼナルコ
Carex shimidzensis Franch.
カヤツリグサ科
植物観察ノート 宮城県
  '15.6.28 青森市
東北大学植物園八甲田分園 植栽
          '15.6.28 青森市
東北大学植物園八甲田分園 植栽
'15.6.28 青森市 東北大学植物園八甲田分園 植栽
 【東鳴子】
   東国に生える…。
  果期:6〜7月
  高さ:50〜70cm
  山地。湿った斜面
   や渓流沿い
  北海道〜九州
 「根茎は短く、叢生する」。
 花:「雄小穂は1個茎頂につき、多くは上部に雌花部があって多少傾き
  淡黄褐色で線形、長さ5〜9cm位。雌小穂は雄小穂より下位にあり、
  稲穂の如く垂れ、下部のものは細長い柄と長く幅広い柄と葉状の苞
  とえお具え、長円柱形で長さ3.5〜7.5cm位、全体緑色で果胞を」密
  に生じる。雌花の鱗片は卵形、膜質で先端は鋭く短い芒となってい
  る。果胞はほとんど鱗片と同長で開出し、長さは3mm位、レンズ状
  の卵球形で先端は短い嘴となり、平滑である。柱頭は2個」。
 葉:「幅広い線形で幅1cm内外、軟らかく、暗緑色でふちはざらつく」。
 茎:「1株から数本やや斜めに立ち上がり…基部は赤褐色を帯びた鞘
  状葉で包まれ、細長い三稜形、稜に沿って多少ざらつき、中部以下
  に間隔をおいて数枚の葉を互生する」。
'15.6.28 青森市 東北大学植物園八甲田分園 植栽
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