ツルヨシ

'11.9.11 名取市
　外山

'09.6.20
加美町

　ランナー

'09.6.20
加美町

　花：「秋には茎の先端に紫色の花穂が直立する。花穂は長さ25～
　　35㎝、多くの小穂からなり、後に紫褐色になりその形はヨシの花
　　穂のよく似ている。１次分枝は2～4本で花穂の中軸から出る。穂
　　穂には非常に細い柄があり、数個の花をつけ、長さは8～12mm
　　程度、小軸には多数の絹のような毛をつける。苞頴は内外2枚で
　　披針形、護頴の1/2よりも長い。護頴は細長く針のように尖り最も
　　下の1枚は裸である。雄しべ3本、花柱は羽毛のようである」。
　葉：「互生し、狭い披針形で先端は尖り、葉質は厚く、ふちはざらざ
　　らしている。葉鞘は細長く、茎を包み、紫色である。葉鞘の口に
　　毛はない」「葉舌は短い毛の列となる」。
　根茎：「地表をはい、ときに3～5mにも及び、細長い円柱形で紫色、
　　節毎に分枝しひげ根を出し、節間が枯れても双方が新しい株と
　　なる、したがってその繁殖力は極めて盛んである」。
　茎：「滑らかな円柱形、中空で…節には短い軟毛がある」。

　【蔓葦】
　　　ランナーを出す
　　　アシ（ヨシ）…。
　　別名：ジシバリ
　　花期：8～10月
　　高さ：1.5～2.5m
　　川岸や水辺の
　　　砂地
　　本州～沖縄

＝イネ科（草）＝