● ヤナギタンポポ |
=キク科= |
植物観察ノート 宮城県 |
'12.8.2 仙台市 東北大学植物園 植栽 |
12.8.2 仙台市 東北大学植物園 植栽 |
'09.9.8 仙台市 泉ヶ岳 |
'12.8.24 東北大学植物園 植栽 |
【柳蒲公英】 葉がヤナギに、 花がタンポポに 似る…。 花期:8〜10月 高さ:60〜90cm 山地。やや湿っ た所 北海道〜四国 |
花:「茎の上部で分枝し、黄色で径3cm内外の頭花が開く。頭花は舌状花 だけからなり、総苞は鐘形で黒味のある緑色、長さ1〜1.3cm」「頭花は外 形がノゲシに似てやや小さい。コウゾリナにも似ているが、全体が軟らか く、総苞に剛毛がなく、冠毛は剛毛状であって彼のように羽毛状にはなら ない」。頭花は「数多く、3〜80個が散房状につく。…総苞片3〜4列、外側 のものほど短く、披針形で鈍頭、ときに開出し反り返る」。 痩果:「赤褐色で冠毛は淡い褐色である」。 葉:「多数互生し、葉柄はなく披針形で、ややヤナギの葉に似ており、先は 鋭く、ふちには少数の鋭い鋸歯がある。根生葉は花時には枯れている。 茎も葉もやや硬質でざらつく」。「根出葉や下部の葉は開花時は枯れる。 茎葉は多数互生し、長楕円状披針形、披針形または線形、先はとがり基 部は円いくさび形で、無柄か、または短い柄がある。縁にまばらに鋸歯が あるか、または全縁」。 茎:「上部は短い毛と星状毛が密生する」。 葉や茎に硬い毛はない(cf. コウゾリナ)。傷口から白い液が出る。 |
'12.8.2 仙台市 東北大学植物園 植栽 |
Hieracium umbellatum L. |