● トウゲブキ |
=キク科= |
Ligularia hodgsonii Hook. f. |
植物観察ノート 宮城県 |
'09.7.20 山形県西川町 月山 |
'12.9.17 山形県遊佐町 鳥海山 |
'09.7.20 山形県 西川町 月山 |
花:「夏に茎の上端で分枝し散房状に黄色の頭花をつけるが、花 柄にはクモ毛がある。頭花は径4〜5p、周辺の舌状花は1列で 7〜12個、花冠は長さ27mm、中心の筒状花は長さ約1p、先端 は5裂し裂片は反曲する。総苞は鐘形、幅約1p、基部に2個の 苞状葉がある」。 頭花「5〜9個…散房状…。総苞は鐘形で、… 基部に2個の小苞がある。舌状花は7〜12個」「花序にだけくも 毛がある」。 痩果:「長さ6〜7mm、冠毛は多少赤味を帯び長さ約1p」。 葉:「根生葉は30p内外の長い柄があり、葉身は腎臓状卵形、 先は円形またはやや尖り、基部は心臓状となり、ふちには不整 の鈍い鋸歯があり、青緑色。茎葉は2〜3個で小形となり、下方 のものは長く、上方のものは短い柄があり、その基部は広くふく れて葉鞘となり茎を包む」「根出葉は長柄があり、毛はなく、葉 身は腎形、…葉柄に基部は広がって長い鞘となる」。 茎:「単立し、根茎は太い」。 マルバダケブキに似るが、本種は少なくとも宮城県にはない。逆 に、マルバダケブキは山形県にはあまりないという。また、本種 の方が生育環境の標高が高い。 |
【峠蕗】 花期:7〜8月 高さ:50〜80cm 山地〜亜高山。 草地 北海道、本州 (東北) |
'09.7.20 山形県西川町 月山 |