● オヤリハグマ |
=キク科= |
Pertya triloba (Makino) Makino |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.9.24 利府町 陸前浜田 |
'15.9.24 利府町 陸前浜田 |
'15.9.24 利府町 陸前浜田 |
花:「茎の上部で分枝し、円錐状に白色の頭花をつける。頭花は ただ1個の筒状花からなり、花冠は5裂し、裂片は線形である。 総苞は狭い筒形で長さ14〜17mm」。頭花は「円錐花序に多数 つき、無柄またはごく短い柄がある。総苞は狭い円柱形…、総 苞片は7列…。小花は1個、花冠は…、5裂」。 痩果:「長さ1cmたらずで上方に細毛があり、上端に多数の冠毛 がある」。 葉:「互生し、中部の葉は密につき、大形で長い柄があり、葉身は やや硬く、長さ10〜13cm、幅7〜13cmで上部が中裂し、裂片 は先の鋭い長楕円形で、ふちは浅くまばらな欠刻歯があり、上 面はやや無毛で緑色、下面には網脈があって脈上とふちに縮 れた短毛がある」「根出葉や茎の下部の葉は鱗片状で小さい。 中部の葉は大きく、長柄があり、…3深裂し、裂片は先がとがり、 縁に歯牙があり、洋紙質」。裂の入らないものとふたつのタイプ が混在する。 茎:「直立し…細くて硬い」。 (cf. カシワバハグマ、センダイハグマ)。 |
【御槍白熊】 細く尖った頭花の 形を槍の穂にみ たてて…。 花期:9〜10月 高さ:30〜65cm 低山〜山地。林内、 林縁 本州(東北、関東 北部) |
'15.10.2 塩竃市 伊保石公園 |