ウスバサイシン
ウマノスズクサ科
Asarum sieboldii Miq.
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植物観察ノート 宮城県
 【薄葉細辛】
   細辛は近似種の
   薬草…。
  花期:4〜5月
  茎は地を這う
  高さ:(葉)5〜8cm
  山地。やや湿った
   林下
  本州(中部、関東
   南部〜中国地
   方)
 近年の研究で、本種はいくつかの種に細分化され、少
 なくとも本宮城県に自生するものは
トウゴクサイシン 
 と命名・分離された。本種は未取材のため、写真削除。
 花:「茎の先から出た2枚の葉の基部に1個つく。萼筒は
  筒形または扁球形で、長さ5〜9.5mm、径9.5〜15mm、
  萼口は広くなり、その径は萼筒の変分以上である。萼
  筒内壁は暗赤色で、縦に低く隆起した17〜26の襞が
  ある。萼裂片は三角状広卵形で縁は外に反り返り、先
  はとがりつまんだようになる。雄蕊は12個、花糸は葯と
  同長かあるいはやや短い。花柱は6個で、先は短く角
  状に伸びて2つに割れ、その基部の外側に柱頭が位
  置する」。
 葉:「茎の先に1〜2個の葉を毎年つけ、葉柄は暗紫色で
  長い。葉身は薄く、卵形で長さ3.5〜13p、幅3〜12p、
  先は急にとがり、基部は深い心形。表面は光沢がなく、
  葉脈に沿って短毛が生える」。
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