オクエゾサイシン

ウマノスズクサ科
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[参照NET情報 1
Asarum heterotropoides F.Schmidt
植物観察ノート 宮城県
'13.6.13 山形県遊佐町
      鳥海山
 花:「花の展開とともに開花し、紅紫色または淡褐色である。萼筒は上下にやや押し
  つぶされた形の偏球形で、径1p内外、内面に縦に隆起した15本ほどの襞をもつ。
  萼裂片は
広卵形で、平坦、先が尖らずに後方へそりかえるののがこの種の特徴
  である。子房は上位、萼筒内で高くもりあがり、その上に6個の花柱を直立する。
  花柱背部は上方にのびて短いつの状になる。雄しべは12個、それぞれ短い花糸
  で子房壁に付着する。葯はいずれも外側に裂開する」。(cf. トウゴクサイシン、ウ
  スバサイシン)
 茎・葉:「ウスバサイシン同様短い茎は地に伏し、初夏にその先から長い柄をもつ2
  枚の葉を向いあうように開く。葉は広卵形、
先はあまり尖らず、基部は深い心形で
  表面に短い毛を散生する。葉は晩秋には枯れ、根茎で冬を越す」。(cf. トウゴクサ
  イシン、ウスバサイシン)
 「茎を切ると特異なにおいがあり、ウスバサイシンやクロフネサイシンとともに”細辛”
 として薬用にする」。
 【奥蝦夷細辛】
   奥蝦夷(サハリン)
   に分布する…。

  花期:5〜6月
  高さ:10〜20cm
  低地〜亜高山。林内
  北海道、本州(東北
   中部以北)
'13.6.13 山形県遊佐町
         鳥海山
'13.6.13 山形県遊佐町 鳥海山
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