● ツルマメ |
=マメ科(草)= |
Glycine max (L.) Merr. subsp. soja (Siebold et Zucc.) H.Ohashi var. soja (Siebold et Zucc.) Yonek. |
植物観察ノート 宮城県 |
'06.8.26 多賀城市 空き地 |
'14.9.4 七ヶ浜町 阿川沼 |
'14.9.4 七ヶ浜町 阿川沼 |
'14.9.4 七ヶ浜町 阿川沼 |
'06.9.9 多賀城市 空き地 |
'14.9.4 七ヶ浜町 阿川沼 |
【蔓豆】 別名:ノマメ 花期:8〜9月 つる性 陽向の野原、 道端など 北海道〜九州 |
花:「葉腋から葉より短い総状花序を出し、3〜4個の紅紫色の蝶形花を開く。まれに 白色の花をつける。花は小さく長さ6mmぐらい。萼は鐘形で頂端は5裂し、細毛が ある。旗弁は平たい円形で先端はわずかに凹み、翼弁は旗弁よりも短く、竜骨弁 が最も小さい。雄しべは10、下側の9本は下部で合着し、1体になる」。長さ5〜8 mmと小さい(cf. ヤブマメ)。 豆果:「長さ2〜3cm、粗毛を密生し、ダイズの豆果に似ている。種子は楕円形また は腎臓形、多少平たい」「狭楕円形、長さ2.5〜3cm…褐色毛を密生し、2〜3種子を 入れる」(ダイズの原種かと言われているが、形は確かに…)。 葉:「互生し、長い葉柄をもった三出複葉。小葉は披針状長楕円形あるいは披針形 で全縁、長さ4〜6cm、先端は鈍形、基部は円形または鈍形でごく短い柄がある」 「小葉は狭卵形〜披針形…両面に短伏毛があり、裏面はやや淡色」。少しほっそ りして(cf. ヤブマメ)、ノササゲに似る。裂は入らない(cf. ヤブツルアズキ)。 托葉:「広披針形」。 小托葉:「披針形、鋭尖頭」。 茎:「細く、長く伸びて他物にからみつき、全体に細毛を密生する」「褐色の逆毛が目 立つ」。(cf. ヤブマメ)。 |