=ウマノスズクサ科= |
● トウゴクサイシン |
Asarum tohokuense Yamaji et Ter.Nakam. |
植物観察ノート 宮城県 |
'06.4.9 利府町 県民の森 |
'11.4.26 仙台市 県民の森 |
'16.5.2 加美町 荒沢 |
「葉の形や根茎の様子はウスバサイシンに似る」。 花:「萼筒は扁球形で長さ6.5〜10.5mm、径10〜15mm、萼口は 広くなり、その径は萼筒の半分以上である。萼筒内壁には縦 に低く隆起した襞があり、その数は15〜21の範囲である。萼 裂片は卵状三角形で長さ5〜9.5mmで平開、あるいはやや斜 めに開き、表面には短毛が生える」。萼裂片は3角状広形で 先が尖る(cf. オクエゾサイシン)。 葉:「茎の先に1〜2個の葉を毎年つけ、葉柄は暗紫色で長い。 葉身は薄く、卵形で長さ3.5〜13p、幅3〜12p、先は急にと がり、基部は深い心形。表面は光沢がなく、葉脈に沿って短 毛が生える」(この葉に記述はウスバサイシンのもの)。先が 急に尖る(cf. オクエゾサイシン)。 近年、ウスバサイシンから独立された種。 |
【東国細辛】 花期:4〜5月 高さ: 山地。落葉広葉 樹の林床 本州(関東・中部 地方北部〜東 北地方) |