● ハマヤブマオ |
=イラクサ科(草)= |
Boehmeria arenicola Satake |
植物観察ノート 宮城県 |
'06.9.24 利府町 陸前浜田 |
'14.6.20 利府町 陸前浜田 |
'10.9.29 塩竃市藤倉 国道脇 |
「ラセイタソウのように海岸岩場には生育せず、ラセイタソウ分布域内 の内陸部、山麓にも生える」。 花:「葉腋から穂状花序をのばし、密に雌花をつける。ふつう雄花はつ けず、雌花をつけても不稔である。無融合生殖を行う」。 葉:「卵円形でふちには比較的大きさの揃った鋭鋸歯があり、鋸歯は 重鋸歯とはならない。鋸歯の大きさには変異がある。下部の葉では 葉の片側が浅く2裂することが多い。葉質は厚く、葉面はざらつき、 基部のふくらんだ租毛を散生する。葉の裏は葉脈が隆起し、脈上に はやや密に租毛がある」「一見ラセイタソウに似るが鋸歯が大きく、 少ないので区別できる」「しばしばラセイタ耳状突起が現れ」る。鋸 歯は40個以下(30個前後)で(cf. ラセイタソウ)、重鋸歯にならず規 則的(cf. ヤブマオ)。対生。 |
【浜藪苧麻】 別名:オニヤブマオ 花期:8〜10月 高さ:70〜150cm 海岸近くの原野や 川の土手など 本州〜沖縄 |
'14.8.3 七ヶ浜町 吉田浜表浜 |