'14.4.22 塩竃市 伊保石公園 |
● ナガハシスミレ |
=スミレ科= |
Viola rostrata Pursh |
植物観察ノート 宮城県 |
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'14.4.22 塩竃市 伊保石公園 |
'10.4.27 大和町 撫倉山 |
'07.4.24 利府町 県民の森 |
【長嘴菫】 距が長い嘴(クチバ シ)に見える?…。 地上茎あり 別名:テングスミレ 花期:4〜5月 高さ:10〜20cm 多雪地の山地 北海道南部、本州 (主に日本海側)、 四国の一部 |
花:「長い花柄で立ち、花径1.5pでほどで、 紅紫色、花弁は広くなった部分がつけ根の 細い爪状の部分から折れて急に後へ反り 返る傾向があり、唇弁の距は下から逆に 立上って2〜3pにも達する。柱頭は棒状 で先端は曲がらないがときにはいくぶん屈 曲し、タチツボスミレと同様になる」 「紫紅 色〜淡紫色。タチツボスミレに比べると、若 干赤みが強い」「花弁…正面から押しつぶ されたような感じに展開する」。距「長さ1.5 〜2.5cmで紫紅色〜淡紫色」。 葉:「成長すれば広卵形で先が鋭く尖り、基 部は深い心臓形、有柄、径5pに達し、上 面は無毛で平たく暗青緑色、下面は淡色 でしばしばうすく紫を帯びる。花時には小 型で径2p内外、卵形、くし歯状の托葉が あり、また前年の枯れた葉の残りがよくつ いている」「長さ2〜5cmで先のとがった心 形。…濃緑色で、やや厚くて光沢がある」。 托葉「櫛の歯状に切れ込んでいる」。 |