● エイザンスミレ |
Viola eizanensis (Makino) Makino var. eizanesis |
=スミレ科= |
植物観察ノート 宮城県 |
'13.4.25 岩沼市 志賀 |
'07.4.10 仙台市 県民の森 |
'11.4.29 塩竃市 伊保石公園 |
'11.4.29 塩竃市 伊保石公園 |
'07.4.10 仙台市 県民の森 |
【叡山菫】 比叡山に生え る…。 別名:エゾスミレ 地上茎なし 花期:3〜4月 高さ:5〜15cm 沢沿いの道端、 斜面など。日 陰のやや湿っ た所 本州〜九州 |
花:「春に葉の間から花茎を出し、その先に淡紫白色または淡紅色のやや大 きい花を横向きに開き、しばしば香がする。ふつう唇弁と側弁には目立って 紫のすじが入り側弁の内側には突起毛があり、唇弁の距は長さ5〜6mmほ どで先がややふくらむ円柱形である。花柱の先は倒三角状にふくらむ」「直 径2cm内外で、淡紅紫色が多いが、紅色から白色まである」。距「長さ6〜7 mmで太い円筒形をしており、普通花弁よりも色が濃い」。 葉:「根生し、花期には葉身とほぼ同じ長さの3〜4pの葉柄があり、葉身は3 裂し、その両外側が深く2裂するので5裂のように見える。各裂片はさらに分 裂し、その分裂片は鋭浅裂である。花後に出る葉は長大で 長さ15〜25p ほどにもなり、葉身は葉柄の3分の1長、単純に3裂しその裂片「はふつう広 く長卵形であって、これは本種の特徴である」。 「よく似たヒゴスミレは葉の切れ込みがさらに細かい」とされているが、実際に は葉での識別はかなり難しい。花があれば、むしろ距の違いでの識別が分か りやすいように思うが…。 |