'14.4.25 大和町 笹倉山 |
● ユリワサビ |
=アブラナ科= |
Eutrrema tenue (Miq.) Makino |
植物観察ノート 宮城県 |
'16.4.20 大和町 赤崩山 |
'16.4.20 大和町 赤崩山 |
'16.4.20 大和町 赤崩山 |
'14.4.25 大和町 笹倉山 |
【百合山葵】 葉が枯れた後も葉 柄の基部が根元に 残り、ユリの鱗茎の ように見える…。 花期:3〜5月 高さ:10〜30cm 山地。沢沿いなどの 湿地 北海道〜九州 |
「茎も葉もほぼ無毛」。 花:「15pぐらいの花柄を数本立て、葉を互生し、頂から短い総状花 序を出して、白色小形の十字花をつける。花は有柄、萼片は楕円 形、長さ2mm、花弁は広いへら形、長さ6mmぐらい、雄しべの中の 4本が長い。雌しべは1」「花序はまばらに花をつけ、苞はやや深く 切れ込む」「10個内外の小さな白花が短い穂となる」。 果実:「花が終わってから花軸が伸びて、長角果をまばらにつける。 長角果は広線形、やや湾曲してくびれがありじゅず状、長さ15mm、 幅2mmぐらい、やや下向き、ほとんど無柄、先端部はくちばし状、中 に4〜8個の種子を1列に生じ、種子は長さ2〜2.5mm、細点状の模 様がある」「開出か下向き」。 葉:「根生葉は数枚つき、いずれも長い葉柄をもち、卵状腎臓形ある いは円状腎臓形、頭部は円形、基部は心臓形、長さ幅ともに2〜5 p。ふちは波状に凹凸し、葉脈の先端がわずかに突出する。茎葉 は卵形、基部は心臓形で有柄、長さ1〜2.5p、幅0.8〜2.5p、ふち には鈍鋸歯がある」「ワサビより小さく、柄の下部はふくらむ」「ハー ト形。茎につく葉は卵形で、ふふちには鈍い鋸歯がある」「根生葉 は柄が長く、ほぼ円形」。 茎:「細く、のちに倒れる」。花の頃には倒れ気味。 「根茎が細く(径1〜2mm)、花柱が短いこと(0.5〜0.7mm)等の点で ワサビと区別できる」。 |