● ミヤマオダマキ |
Aquilegia flabellata Siebold et Zucc. var. pumila (Huth) Kudo |
植物観察ノート 宮城県 |
'11.5.5 仙台市野草園 植栽 |
'11.5.5 仙台市 野草園 植栽 |
【深山苧環】 花期:6〜8月 高さ:10〜25cm 高山。礫地や乾い た草地 北海道、本州(東 北〜中部地方) |
花:「真夏に直立した1本の茎を葉よりも高くぬき出し…茎の頂には大きい鮮紫色 の美しい花をつけて下向きに開き、花の径は3pぐらいである。萼片は5個で広 くひらき、各片は広卵状披針形をしている。花弁は5個で萼片より短く、長方形 で黄色をおび基部には長い距が直立しており、その先端は内側に巻きこみ、 萼片とともに鮮紫色である。雄しべは多数、雌しべは5個」「萼片は青紫色、広 卵形…花弁は細めで、先の方の半分は白色、基部から距にかけては青紫色 …、距…先は内側に巻く」。(cf. ヤマオダマキ)。 袋果:「5個で並立し、ほとんど無毛」。 葉:「4〜5個根生し、柄は長く、1回3出あるいは2回3出の複葉で、小葉は3全裂し、 裂片は広いくさび形で先は鈍形、更に鈍頭の裂片に細裂する。葉の色は帯紫 緑色で白霜を帯び下面には軟毛がまばらに生え、葉質は厚い」「根出葉は数 個あり、2回3出複葉…。小葉は扇形で…裏面の基部近くに軟毛がはえ、先は 2〜3中裂し、葉柄とともに軟毛があ」る。 |
'13.5.9 仙台市 東北大学植物園 植栽 |