● ハマダイコン |
=アブラナ科= |
Raphanus sativus L. var. hortensis Backer f. raphanistroides Makino |
植物観察ノート 宮城県 |
'06.4.29 七ヶ浜町 湊浜緑地公園 |
'13.5.5 山形県 遊佐町 |
'06.3.18 七ヶ浜町 湊浜緑地公園 |
'06.5.23 七ヶ浜町 湊浜緑地公園 |
'06.4.29 七ヶ浜町 湊浜緑地公園 |
「海岸地方の至る所の砂地に生える越年生草本で、ダイコンが野生化したもので ある。したがって、肥料をやって栽培すると、ふたたび普通のダイコンになる。全体 がやせて体質は粗剛で粗い毛が多い。根は長いが太くはならず、堅いので食用 にはならないが、地味の肥えた所に生えると、肥大してやわらかになる」。 花:「枝の頂からはじめ頭部が平らな総状花序を出し、淡紅紫色の花をつける。ま れに白色花がある(シロバナハマダイコン)。花軸は花が終わってから次第に伸 びる。咢片は4枚が直立し淡緑色。花弁は倒卵形、頭部は凹み、基部はくさび形 で長く伸び爪状となり、長さ2pぐらい、紫色の脈が走る。雄しべの中で4本が長 い。雌しべは1」。 長角果:「コルク質、長さ花柱とともに5〜8p、幅5〜6o。じゅず状にくびれがあり、 末端は尾状に鋭くとがる」。 葉:「根の頂部から束生し、太い葉柄をもち、水平に開出して、羽状に全裂する。葉 身は先太りで裂片は上部のものほど大形で、両面に硬い毛がまばらに生え濃緑 色。裂片は広楕円形、葉は直立し高さ30〜50p、緑色で下部には粗い毛が生え 、まばらに分枝する」。 |
【浜大根】 海岸性の大 根…。 花期:4〜6月 高さ:30〜70 cm 海岸の砂地 日本全土 |