キンポウゲ科(草)

バイカオウレン

Coptis quinquefolia Miq. var. quinquefolia
[目次] [] [索引] [引用・参考文献] [ミツバノバイカオウレン]
植物観察ノート 宮城県
'16.4.23 松島町 治祐ヶ森自然公園
 '16.4.23 松島町
治祐ヶ森自然公園
'16.4.23 松島町
祐ヶ森自然公園
 「匐枝を出して繁殖する」。
 花:「春、根生葉の中心から直立した帯紫色の
  花茎を出す。花茎は単一で茎の中ほどに鱗
  片状の小苞が1個あり、頂に白色の両性花
  を1個つける。萼片は5個で花弁状、倒卵状
  長楕円形で先端は鈍形、長さは5〜9mmで
  ある。花弁は有柄で黄色のひしゃく状のなり
  蜜槽に変わっている。花には雄しべ多数と
  心皮数個がある」「早春に花茎を出し、…上
  部の小型の苞があり、1個の花を頂生する。
  …上向きに開き…萼片は5枚で、倒卵形、白
  色、花弁は黄色で舷部は浅い杯状」。

 果実:「袋果が輪状に並ぶ。袋果の長さは約8
  mmである」。
 葉:「根生で叢生し、長い柄があり5裂する。小
  葉は厚質で倒卵形、基部はくさび形で2〜3
  裂し、鋭歯がある」「根出葉はやや厚くて光
  沢があり、鳥足状複葉で小葉は5枚、倒卵
  形、基部はくさび形でほとんど柄はなく、3中
  裂し、鋭い鋸歯がある。(cf. ミツバノバイカオ
  ウレン)。
 根茎:「多少肥厚してやや長く、黄色のひげ根
  を多数出す」。
 
従来福島県が北限とされていたが、このたび
 本宮城県で初めて自生が確認された。
 【梅花黄連】
   花の様子が…。
  別名:ゴカヨウオ
   ウレン(葉がウ
   コギ<五加>
   に似る…)
  花期:4〜6月
  高さ:8p内外
  針葉樹林などの
   半陰地
  本州(福島県以
   西)、四国
inserted by FC2 system