ヤマモミジ
カエデ科
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [補足~蛇足]
[イロハモミジ] [オオモミジ]
Acer amoenum Carrière. var. matsumurae (Koidz.) K.Ogata
植物観察ノート 宮城県
'09.6.20 加美町
'15.5.9 塩竈市
伊保石公園
  '10.11.14
松島町 双観山
'15.5.9 塩竈市
伊保石公園
'07.5.26 利府町
県民の森
'15.5.9 塩竈市
伊保石公園
'10.11.14 松島町
双観山
 【山紅葉】
  落葉小高木
  花期:5月
  高さ:5~15m
  山地
  本州(青森~
   島根県、主
   に日本海
   側)
 花:「雌雄同株}「花序は散房状の円錐花序で、春
  に新しい葉よりわずかに早く頂生し、やや垂れ下
  がっている。花は小形で雄花と両性花とがある。
  雄しべは8本、葯は黄色。萼片は5個で披針形、
  濃紅色である。5個の花弁は楕円形で淡紅色。
  雌しべの下部には短い翼をもった1子房があり
  毛のあるものが多い」。
 果実:「大形で2㎝以上の翼をもち、互に鈍角をな
  す」。斜開(直角に近い)。「オオモミジに比べて小
  さい」「無毛」。(cf. イロハモミジ、オオモミジ)
 葉:「タカオカエデに似ているが対生の葉は長い柄
  をもった掌状で、基部が心臓形となり、長さ6~8
  ㎝、7~9中裂している。裂片は尾状で鋭く尖った
  楕円状卵形または卵状披針形で、ふちに鋭い重
  鋸歯または欠刻状鋸歯がある。秋になると紅葉
  する」「鋸歯や切れ込みの深さには変異が大き
  い」「葉の
裂片が広いことで須通のカエデと区別
  できる」「質はやや薄い」。(cf. イロハモミジ、オオ
  モミジ)。
 樹皮:「暗灰褐色。はじめはなめらかだが、成木に
  なると浅く縦に割れる」。
 枝:「平らで滑らかな細い枝を多数分枝する」。
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