● チシマネコノメソウ |
| Chrysosplenium kamtschaticum Fisch. ex Ser. |
| 植物観察ノート 宮城県 |
| [目次] [草] [索引] ［引用・参考文献］ ［ミチノクネコノメソウ］ |
| 【千島猫の目草】 花期：4～6月 高さ：3～20ｃｍ 温帯林に被われた 沢沿いの陰湿地 北海道、本州（近畿 以北の日本海側） |
| 未確認。 |
| 「軟弱な多年草で、花序の分枝点と葉腋を除き、全株無毛」。 花：「径3～4ｍｍで、ごく短い柄がある。萼裂片は花時に平開 し、黄緑色、卵形で長さ1mm位。花盤は淡黄緑色で目立つ。 雄蕊は8個、長さ0.8mm位で、花時に直立する。裂開直前の 葯は鮮黄色または汚紅色。子房は下位。花柱は花時にき わめて短く（長さ0.5mm位）、直立する」。 蒴果：「斜開し、2個の心皮は大きさが異なる。種子は卵円形、 長さ0.8～0.9ｍｍで、十数条の稜がある」。 葉：「根出葉（4～6葉）が束生したロゼットがあり、ふつう花時ま で残る。花柄は…淡緑色または暗紅色を帯び、無葉または1 対の葉を対生する。茎葉は扇状で、長さ3～10ｍｍ、基部は くさび形または広いくさび形となり葉柄に流れｋ、上縁には5 ～7個の微細な低鋸歯がある」。 |