● モウセンゴケ |
=モウセンゴケ科= |
Drosera rotundifolia L. |
植物観察ノート 宮城県 |
'07.8.12 栗駒山 秋田県 須川 |
'15.5.25 山元町坂元 |
'07.8.12 栗駒山 須川 |
'10.7.27 仙台市 泉ヶ岳 |
花:「葉の間から細長い葉のない花茎を出し、15〜20cm位で直立 し、穂状の総状花序をつけ数個から10数個の花を偏側に開く。 花序軸は初め一方に巻いているが、開花するに従って次第に直 立する。花は小形で白色、短い柄がある。萼片は深く5裂、裂片 は長楕円形。花弁は5個でやや倒卵形、雄しべは5個。花柱は3 個、さらに深く2つに分かれる」。受粉は虫の世話になるのか。 刮ハ:「熟すると3裂し、細かい種子を散らす」。 葉:「根生し、長い柄があり、杓子状でうすい赤色を帯び、葉面に は多数の紅紫色の腺毛が直生し、その長いものは5mmに達す ることがある。小さい虫がこれにさわると、たちまち粘着して動け なくなり、虫体は腺毛の分泌液のために消化される」。 茎:「非常に短いが、ミズゴケの中に生える時にはかなりの長さに のびることがある」。 |
【毛氈苔】 群生すると赤い 毛氈を敷いたよう に見える…。 食虫植物 花期:6〜8月 高さ:15〜20cm 山地〜亜高山。陽 向の湿地 日本全土 |