● ヒトリシズカ |
Chloranthus japonicus Siebold |
植物観察ノート 宮城県 |
'07.4.21 利府町 県民の森 |
'16.5.2 加美町 荒沢 |
'07.4.21利府町 県民の森 |
'16.4.20 大和町 赤崩山 |
'16.4.20 大和町 赤崩山 |
【一人静】 一本の花穂が立つ 様子を静御前の舞 姿にみたてて…。 花期:4〜5月 高さ:10〜30cm 丘陵〜山地。林下、 草地など 北海道〜九州 |
花:「早春、茎や葉がじゅうぶん伸びきらない頃、先端に直立した白 色の長さ約3pばかりの穂状花序を1個出す。花には花被がない。 雄しべは1個で、花糸は3本に分かれ、白色糸状で水平に出る。外 側の2本には基部の外側に葯の半分にあたるものがつく。中央の 1本には葯はない。子房は1個」。 葉:「茎の先には4個の葉が相接して対生していて一寸見ると輪生の ように見える。葉には柄があり、形は楕円形で長さ8〜10p、短鋭 尖頭、基部は円形または鈍形、ふちに鈍い鋸歯がある。葉の色は 暗緑色で、ややつやがあり、膜質」。 茎:「直立して、節が3〜4個あり、液質、無毛、なめらかで暗緑に紫 色をおびている。各節には2個の鱗片葉が対生している」。 |