● ゼンマイ |
Osmunda japonica Thunb. |
植物観察ノート 宮城県 |
栄養葉 |
'08.5.18 利府町 県民の森 |
'08.5.18 利府町 県民の森 |
胞子葉 |
'11.5.5 仙台市 野草園 植栽 |
'08.5.18 利府町 県民の森 |
【銭巻】 胞子葉がはじめ はくるりと巻いて 円いから昔の貨 幣(当時鉄製の 銭)にたとえた …。 夏緑性 高さ:50〜100cm 山野。陽向の湿っ た所 北海道〜沖縄 |
葉:「幼葉はこぶし状に巻いて白い綿毛をかぶり赤味を帯びる。 …葉質はかたく、はじめは赤褐色の綿毛でおおわれるが、こ れはあとに脱落する」。 葉身:「三角状広卵形。2回羽状複葉、洋紙質で淡緑色。羽片 は長さ20〜30p、最下羽片が最も長い。小羽片は披針形、 広披針形、長さ5〜10p、幅1〜2.5p、鋭頭、または鈍頭、ふ ちには細かい鋸歯がある。羽片と小羽片基部はそれぞれ主 軸、羽軸と関節する。2形の葉があり、春早くまず胞子葉を出 し、次いで営養葉を生ずる。胞子葉の小羽片はきわめて狭く 縮んで線状になり、胞子嚢を密生する。夏になり稀に営養葉 の上部羽片が胞子葉に変化することがあり、これを、”はぜ んまい”という」。 葉柄:「中脈と同じく光沢があ」る。 |