● イワガネソウ |
Coniogramme japonica (Thunb.) Diels |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.9.17 利府町 陸前浜田 |
'15.9.17 利府町 陸前浜田 |
【岩根草】 岩や崖の裾に生 える様子から…。 常緑性 高さ:70〜140cm 林床や暗い林縁 北海道〜九州 |
葉身:「長卵形または広卵形、羽状に分裂して3〜5対の羽片を生じ、 下部の1〜2対の羽片はさらに羽状に分裂する。羽片は線状長楕 円形、先端は次第に細くなって鋭尖形、基部は広いくさび形で短 柄があり、ふちには微鋸歯がある。上面はなめらかで緑黄色のま だら模様を生ずることがある。葉質は多少革質だが乾くと紙質に なる。葉脈は羽片の中脈の近くに斜めに細長い網目を作るがそれ から外方には斜めに平行して走り、しかも葉のふちに達しない」。 (cf. イワガネゼンマイ) 葉柄:「淡緑色で背面は黒褐色を帯び、無毛でなめらかでかたい」。 胞子嚢群:「支脈に沿ってつき、ほとんど葉の下面全体をおおい、黄 色で包膜はない」。 |
'15.9.17 利府町 陸前浜田 |