● ゲジゲジシダ |
Thelypteris decursivepinnata (H.C.Hall) Ching |
植物観察ノート 宮城県 |
'14.11.21 松島町 双観山 |
'14.11.21 松島町 双観山 |
'14.11.21 松島町 双観山 |
【蚰蜓羊歯】 葉の左右に出た羽 片の感じをゲジゲ ジの脚になぞらえ て…。 夏緑性 高さ:30~60cm 低地の山野(ふつう) 北海道(有珠山)~ 九州 |
葉身:「やわらかい草質…。披針形で、上下の両 端は共に次第に狭くなり、先端は鋭尖し、1回羽 状深裂。下部に向かっては羽片は次第に縮小 して耳状になる。羽片は針状線形、互生して開 出し、さらに浅~深裂する。最下の裂片はやや 大きくなって耳状で中軸に流れて、上下のもの が連結するので独特のジグザグの翼状になる。 裂片は鈍頭。植物体全体に毛があり、下面には 星状毛も混じる」。 葉柄:「葉身の1/2ぐらいあり、葉の中軸とともに 線状披針形でふちに毛のある鱗片を密生する が、この鱗片は生時には色がうすいが乾くと褐 黄~褐色になる」。 胞子嚢群:「裂片のふちの近くにつき、包膜は非 常に小さく、多数の毛があり落ち易い」。 |
'14.11.21 松島町 双観山 |