● エゾフユノハナワラビ |
Botrychium multifidum (S.G.Gmel.) Rupr. var. robustum (Rupr. ex Milde) C.Chr. |
植物観察ノート 宮城県 |
’15.10.26 白石市 不忘山 |
’15.10.26 白石市 不忘山 |
【蝦夷冬の 花蕨】 ヤマハナワ ラビの変種。 山地の林下 北海道〜本 州(中部以 北) |
「基準変種(ヤマハナワラビ:編集注)に比して全体に毛がやや多 く、植物体は大型、葉ややや革質などの点が異なるとされている が、区別は明確ではない。フユノハナワラビとも似た点があるが、 栄養葉の質が厚く、小羽片はほとんど無柄、裂片は込み合ってつ いて重なり合うこと、毛のある点などで異なっている」。 「担葉体の基部は鞘状で、次の葉の芽を包み込んでいる」(ハナ ヤスリ科の総論解説)。 観察会で、佐橋紀男先生に教わったもの。担葉体中の「次の葉の 芽」は佐橋先生が実演解剖されたもので、フユノハナワラビに比 べ毛が多いとの説明であった。 |
'15.4.29 加美町 薬莱山 |