● オオミヤマガマズミ |
Viburnum wrightii Miq. var. stipellatum Nakai |
植物観察ノート 宮城県 |
'15.9.13 蔵王町 えぼしスキー場 |
'15.9.13 蔵王町 えぼしスキー場 |
'15.9.13 蔵王町 えぼしスキー場 |
「ミヤマガマズミの変種で、母種に生育地より標高の 高い山地に見られる。太平洋側のブナ帯ではほと んどオオミヤマガマズミだけが分布する」。 花:「枝の先端に散房状花序を、上向きに出し白い 小さな花を多数つける。花弁は5裂し、雄しべを5個 つける。花柱は短い」。 葉:「ミヤマガマズミとのもっとも大きな相違は、葉の 表面全体に微小な単純毛と分岐毛が生える点に ある。典型的なものは葉がミヤマガマズミより大き く、先端は尾状にのびて鋭くとがり、鋸歯も鋭く、 明瞭で、多数ある。鋸歯の数はミヤマガマズミが 片側にほぼあるのに対して、オオミヤマガマズミ はふつう25に達する」「葉の表面に光沢がなく、長 さ0.5mm以下(まれに長い毛が混じる)の単純、ま たはときに分岐する毛があり、裏面は脈上にのみ 長い伏した絹毛があり、ふつう基本種より大きく、 より薄く、広倒卵形、先端は急に長く尾状鋭尖頭と なる」。 |
【漢字表記なし〜不明】 ミヤマガマズミより 葉の幅が広い…。 花期:5〜6月 高さ:3〜4m やや標高の高い山地 北海道〜九州(太平 洋側) |
'15.9.13 蔵王町 えぼしスキー場 |