キバナウツギ

スイカズラ科(樹木)
Weigela maximowiczii (S. Moore) Rehder
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [ツクバネウツギ] [オオツクバネウツギ
'09.5.26 白石市 水芭蕉の森付近
'09.5.26
白石市 水芭蕉の
森付近
 '11.5.23 仙台市野草園
            植栽
'11.5.12 仙台市野草園
      
植栽
'11.5.12
仙台市野草園 植栽
 花:「茎上部の葉腋に少数の淡黄色花を出す。花冠は鐘状漏斗
  形で長さ3.5〜4p、上部は5裂して開き、花柄はない。花中の
  5個の雄しべの葯は互いに接着する。下位子房の先端にある
  萼片は長さ1〜1.5pで互いにくっつき一方が裂けた筒となり、
  花後脱落する」。萼はツクバネ状には開かず(cf. ツクバネウツ
  ギ)、裂の深さは違うが長さに大きな差はない(cf. オオツクバ
  ネウツギ)。
 刮ハ:「長さ2〜3p、熟して2裂し、先端は離れる」。
 葉:「対生し、上部では無柄、葉身は卵状楕円形で先は尖り、基
  部はくさび形または円形、ふちには鋸歯があり、質は薄く、両
  面に毛がある」。
 枝:「よく分かれ、灰褐色。若い時には2裂の毛の線がある」。
 「ウコンウツギに似ているが、本種は無花柄、萼裂片の脱落性、
 刮ハが先から裂開することなどが著しい区別点である」。
 【黄花空木】
  落葉低木
  花期:5〜6月
  高さ:1.5〜2m
  深山
  本州(山梨・長野
   県〜秋田県)  
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