'07.9.11 栗駒山
世界谷地
ヤマハンノキ
カバノキ科
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [ケヤマハンノキ] [ハンノキ] [ミヤマハンノキ]
エゾハンノキ] [ミヤマカワラハンノキ] [タニガワハンノキ
植物観察ノート 宮城県
Alnus hirsuta (Spach) Turz. ex Rupr. var. siberica (Spach) C.K.Schneid.
'10.9.17
七ヶ浜国際村
'11.3.10
七ヶ浜国際村
'10.9.17 七ヶ浜国際村
 ≪広義のヤマハンノキ≫ Alnus hirsuta (Spach) Turz. ex Rupr.
 花:「雌雄同株。春、葉がのびるよりも先に開花する。雄の尾状花穂は小形のものが
  すでに前年の秋にできていて越年し、花穂には柄があり、細長い円柱状で、小枝
  の先端から数本長く垂れ下がり、紫褐色で、黄色の花粉を出す。雄花には、萼片4
  個、雄しべ4個がある。雌の花穂は紫褐色で、数個が総状につく。雌花は子房1個、
  花柱2個を持つ」。
 果穂:「長楕円体で、果鱗はくさび形、浅く4裂する」。
 小堅果:「扁平で長楕円形、まわりに狭い翼がある」。
 葉:「互生し、葉柄があり、広楕円形あるいはほぼ円形で先端は鋭形あるいは鈍形、
  基部は広いくさび形またはやや心臓形、葉のふちは5〜8個に浅裂し、更に細かい
  鋸歯がある。葉の裏面は灰白色を帯び、平滑。あるいは脈上に毛がある」。
 幹:「直立して分枝」。
 樹皮:「平滑でくすんだ灰色、時にやや紫色を帯びる。やや横長または点状の皮目
  が多く、時に縦に連なることもある。老木になると所々亀裂が入る」。
 
≪狭義のヤマハンノキ≫(別名:マルバハンノキ) var. siberica (Spach)
   C.K.Schneid.

 葉裏にもほとんど毛はない。(cf. ケヤマハンノキ)
 【山榛木】
  落葉高木
  花期:早春
  高さ:17m
  山野
  北海道〜九州
'10.9.17 七ヶ浜
     国際村
'10.9.17 七ヶ浜町 国際村
inserted by FC2 system