ツノハシバミ
カバノキ科
Corylus sieboldina Bulume var. sieboldina
植物観察ノート 宮城県
目次] [樹木] [索引] [引用・参考文献] [補足〜蛇足] [ハシバミ]
'06.3.18 七ヶ浜町 湊浜緑地公園
     '13.9.10
仙台市 県民の森
'05.10.1 多賀城市
加瀬沼
'09.3.24
塩竃市 第三小
雄花序
雌花序
'06.3.18 七ヶ浜町
湊浜緑地公園
'09.3.24 塩竃市
第三小
'06.3.18 七ヶ浜町
湊浜緑地公園
 花:「雌雄同株。3月頃新葉よりも早く開花する。雄花の尾状花穂
  は数本あって小枝から長く垂れ下がり、褐赤色で、多数の細花
  が密着している。雄花は苞の内1個あって雄しべは8個ある。雌
  花の穂は小さく、卵形、柄はなくて小枝上につき芽鱗片がこれ
  をかかえ、鮮紅色の花柱が束生している。雌花は苞内に2個あ
  り、子房は1個、花柱は2個ある」。 雌花序(赤)は雄花序(黄色)
  より先端につく。(cf. ハシバミ)
 堅果:「卵形で尖り、総苞に包まれてその底部にある。総苞は無
  柄で小枝に端に1〜5個かたまってつき、卵円形で先は長いくち
  ばし状の筒となり多少弓形に曲がり先が分裂し、緑色厚質で外
  面に剛毛が密生する。山の人はこの実を食用とする」。
 葉:「互生で葉柄があり倒卵形ないし楕円形で先端は鋭尖形、基
  部は円形または広いくさび形で、ふちには不規則な二重鋸歯が
  あり、上面は脈間に葉柄と同様に毛がある」「若い葉の表面に
  紫斑が出ることが多い」。
 樹皮:「淡灰褐色、平滑」。
 【角榛】
   くちばしのよ
   うな総苞の形
   から…。
  落葉低木
  花期:3月
  高さ:2〜3m
  山地
  北海道〜九州
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