マタタビ
マタタビ科
目次] [樹木] [索引] [参考文献] [ミヤママタタビ
Actinidia polygama (Siebold et Zucc.) Planch. ex Maxim.
植物観察ノート 宮城県
    '13.6.28
塩竃市 伊保石公園
雄花
'09.7.5 大和町
    笹倉山
'08.6.28 多賀城市
加瀬沼
'05.11.8 大和町
宮床ダム
'06.8.13
利府町 県民の森
両性花
雌花
両性花
    '13.7.2
仙台市 県民の森
雌花
 【木天蓼】
   アイヌ語由来。
  落葉つる性
  花期:6〜7月
  山地
  北海道〜九州
 「猫が非常に好む植物で、これをかじって酔ったようになる」。
 花:「
雌雄雑居性…。葉腋に下向きに花をつけ、梅の花の形に似て径2cmほどで、良い
  香がある。萼片は5個で緑色、花弁は丸く白色。雄花は腋生の集散花序で普通3個の
  花を付け、多数の雄しべをもつ。雌花は柄があり、単独で咲き、1本の雌しべがあり、
  柱頭は多数に裂ける。また時々両性花をつけることもある」。「雑居花」、雄花・両性花・
  雌花の3つを混ぜてつける。雄花は別株、両性花・雌花は同じ株。 雌花では花弁も退
  化し、花弁のように見えるのは萼片。
 液果:「表面が平滑な長楕円体で少し尖り、長さは約3cm位、熟すと黄色になり、辛い味
  がして食用及び薬用にする。虫の入ったものはほぼ球形でその表面には凹凸がある」。
  虫こぶは果実が変形したもの(マタタビミタマバエによる)。
 葉;「互生し、葉柄があり、卵円形…先端は鋭く尖り、
基部円形、ふちに尖った鋸歯が
  あり、上部の葉は表面が特に
白色の変わる傾向がある」。(cf. ミヤママタタビ)
 枝:「長くのび、髄は
白色中実。若い枝に細かい毛があり、やや辛い味がする」(cf. ミ
  ヤママタタビ)。
'06.6.13 利府町 県民の森
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